(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第1章 サボり仲間
赤「僕が見込んだ通りだな。桜坂。バスケ部に入れ」
ええ!命令形ですか!!
無理ですよ。修業したいですし。
光「無理です」
赤「なぜだ。もう2年なのに部活に入ってないじゃないか。
うちの学校は、部活に絶対入らなけりゃいけないのに」
なっ!なんで部活入ってないこと知ってんだこの人!?
赤「じゃあ、これからよろしく」
ええっ!いいって言ってないし!!
光「無理ですっ!!」
赤「なぜだ」
光「それは……えっと…あーと…えー…あー」
何故ならば!それはこの帝光中が実はすごい不思議な土地で、毎晩毎晩来る妖を退治しないと変化して危ないから、それを退治するために修業しなくてはいけない。
とか言えるわけねええええええええええええ!!!!
赤「理由がないなら決定だな」
光「ちょっと待った!無理だから!来れないから!
それに私は、部活はいらなくてもいいの!校長先生にも許可とってるの!」
赤「なぜ?」
光「え?あー……うん。じゃあ、私用事あるんで!じゃっ」
片手をあげ、素早く帰ろうとするが…
ガシッ
腕つかまれたあああああああ
しかし、私は毎日毎日妖と闘ってきたのである。
妖に比べたら、人間の男子生徒位ちょろいもんである。
腕を振り払って逃走!!
もう、逃げるしかない。
校門を抜けて、住宅街に入ると私は屋根の上を疾走する。
これで、誰も追いかけてこないだろう。
などと思った私が間違いであった。
黄「待てーーー」
なんだと!?なんと、黄瀬君が私の後ろを追ってきていた!!
黄「俺をなめるんじゃないッス。こんなのコピーできるッス!」
何ものなのあんた。
とっとにかく逃げないと!捕まったら、なんかいろいろ大変そうだし
私が墓穴を掘ってばれる気がする!!
とにかく走って走って走っていると、黄瀬君がだんだん遅くなってきた。
夜無駄に走り回って体力ついててよかったわー
と思いながら、黄瀬君を振り切って無事家に到着。
ふー。これでゆっくりできるかな。などと思って家の前の門的なところを開けると
ガラ……バンッ!
ふー。いったん落ち着こう。
そんなはずはない。きっと見間違えだろう。
そうだろう。
深呼吸してからもう一度ドアを開けてみる。
ガラッ