(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第4章 また
~次の日~
今日もまた光は屋上に来ていた。
しかし、いつもどうり寝るということはなく瞑想していた。
流石に、極限無想に入って管理者の嵩を見られるわけにはいかないので、
今は、軽く無想しようとしているが……
光「出来ない」
理由は分かっている。昨日の事だ。
良守の様子がどうなのかは、まだわからない。
墨村、雪村、桜坂は代々誰が開祖の間時守の一番弟子なのか争ってる。
なので、そう簡単に家などには入れないのだ。
まあ、良守と光はそんな事どうでもいいなどと思っているので普通に話しているが。
それを見られると、色々厄介な事になったりする。
と、まあそんな事で昨日の事で良守がどうなったのか分からない。
とりあえず、通夜などはしていないから死んでいないということは分かるのだが、
やはり、気になる。
だが、それ以上に光は自分を責めていた。
光「私のせいだ。私が時音と話してたから」
小さな声でつぶやくと、また涙が込み上げてくる。
わたしが、バスケとか授業とか仕事の支障になることばかりしていたからだ。
時音はバスケが俊敏力の修行になるからと言った。
私は、その言葉をバスケをする口実にしたんだ。
実は、修業以上にバスケに興味があった。また、バスケをやって楽しかった。
だから、仕事の危険さを忘れて油断してしまった。
だから、良守があんなことに……
青「おい。なんで屋上に居んだよ、呼びに来んのめんどくせえんだからな」
と、そこでよく知っている声が後ろから掛かった。
振り向くと、光の屋上さぼり仲間青峰が居る。
昨日からは、同じバスケ部に入って部活仲間ともなった。しかも、同じクラスということだ。
その青峰は、光の顔を見ると顔をしかめて
青「お前、なんて顔してんだよ」
と言った。