(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第3章 笑って
私は寝ていた。
赤司も教室でなら寝ていいと言ったしな。
絶賛爆睡中だ。
が、そこで私の睡眠を邪魔する奴が……
青「おい。当たってるぞ」
青峰ー!!てめえ、屋上でもないのに私を揺り動かすな。
最初無視を決め込んでいた私だったが、青峰は諦めが悪いのかずっとこの調子だ。
大体当たってるってなんだ。宝くじを私は買った覚えはないぞ。
いい加減寝れないことに不満を持った光は、不機嫌そうな声で
光「なんだ」
と尋ねる。すると、問いかけられた青峰が答えようとした所で先生が、
先「此処の問題解いてみろ」
此処ですか。そうですか。
チラッと問題を見ると、光は机に伏せた。
何でよりによって発展問題なんだ。めんどくさい。
先「おい!早くしろ。分からないのか?」
分かるよ。良守じゃないんだから。でも、言うのがめんどくさい。
だが、これ以上先生を放っておくとさらにめんどくさい。
と、言うことで……
光「x=九分の八です。」
先「正解だ」
伏せながら答えた。あー面倒くさい。
ったく、教室ではやっぱ寝れねーじゃねーか。
と、思いながら見た青峰の顔は驚愕に歪んでいた。
大方分からないとでも思ったのだろう。良守じゃないんだから分かるよ此れ位。
まあ、先生も驚いてたけど。そんなに出来なさそうに見えるか?
っと、そんなこんなで……
光「弁当ターーーーイム!!」
ガバアッと起き上ると、吃驚した様子でみんながこっちを見ていた。
やっちまった……すっかり忘れてたよ此処が教室だってこと。
でも、やっと来たよ!弁当の時間が!!
ん?でも、なんか前にいる先生がプルプル震えている。
何でだ?
そう疑問に思って聞こうと口を開ことした一瞬前
先「廊下に立ってろおおおおおおおお!!!」
怒号が教室内に響き渡った。