(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第3章 笑って
いつもどうり屋上で立っていると時音が此方にやってきた。
時「光。ちょっといい?」
光「なに?」
時(まったく、夜の学校だといつもの元気の良さはどこに行ったのやら……)
「あのさ、光バスケ部誘われてるでしょ」
光「え?なんでそれを」
無表情の顔に驚きの感情が現れた。
時「知ってるわよ。だってすっごい噂になってるもん。うちのバスケ部って有名なのよ?」
光「そうなんだ」
さして、興味なさそうに言う。
しかし、次の時音の言葉はそんな光も吃驚させるものだった。
時「バスケ部はいったら?」
光「はい?何で」
光は訳が分からず聞いてみると、
時「光あんたさ、修業もうやることないでしょ。
だからさ、新しい修行としてどうかなと思って」
と、そんなことを言ってきて。
確かに最近修業のやることがなくて何をしようか、
と思っているところだったために押されそうになるが、
簡単に折れる光でもない。
光「でも、バスケのどこが修業なの?」
少し、反論じみた口調で言った。しかし、時音はそう言う事を予想指していたのか、
すぐに、答えた。
時「家の道場で、座って何かするよりバスケの方が俊敏力とか鍛えられるんじゃない?」
確かに、それは一理ある。
うーーん。
悩んでいると、妖が来てそこで解散となった。
バスケ部行ってみようかな。
光「行ってきま~す」
母「行ってらっしゃい」
門を開けて出て行こうとするとき光は振り向いて、
光「今日ちょっと遅くなるかも」
と言った。すると母はすごく嬉しそうに微笑んで。
母「はい。分かったわ」
と言った。それが、なんとなく恥ずかしくて光は走って出て行った。