(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第3章 笑って
光「結!」
ビッと剣印を振り上げながら光が術をかける……
すると蛙型の妖が放った攻撃を全て結界の中に納まった。
光「滅」
囲んだ数十個の結界が全て滅された。
良「……!滅」
光「良守。腹」
光が良守がさっき攻撃を受けた腹の部分を指さしながら言うと、
良「お、俺は全然平気だぞ!」
光「……」
良「本当だって!」
光「……」
良「……ごめん」
光「出しな」
光は、良守に傷を見せるように言うとテキパキと治療を始めた。
時「まったく、あんたはもう……何考えてんのよ!あんなことしてたら命が幾つあっても……っ!
ごめ……」
光「はい終わり。かたずけるよ」
時音の言葉を遮り光は声をあげ勢いよく立ち上がった。
光が一瞬悲しそうに見えたのは気のせいではない。
帰り
時音は先に帰ったので今は良守と光の二人だ。
光「良守さ、今日みたいな無茶はしないで、死んじゃったら……嫌だよ」
良「ああ。でも俺、放っておけなくて……でも、死なねーよ。絶対にな」
光「約束だよ?」
良「おお!」
二人して笑いながら帰った。