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(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?

第3章 笑って



屋上から、妖の方へと駆ける……いや、飛ぶといった方がいいだろうか。

屋上から駆けつけているため地面に着くには、下りなければならない。

屋上からのほうが遠いのだが、重力の助けもあって良守とほぼ同時に妖の場所に着いた。

斑「このまま行くと相手の間合いに飛び込むことになるよ。どうする?」

良「構うか!このまま突っ込むぞ!」

光「おい!コラ行くな!」

妖「ガアアアアアアアッ」

蛙型の妖がこちらに飛んでくる。

良「方位…定礎……っ!結っ」

定石道理、手前に掛け様としたが、口から何か出てきて防御。

結果……

時「バカ!逃がしちゃったじゃない!いきなり飛び込んでんじゃないよ!」

逃げられた。そりゃあもう、あっさりと。

そして、時音も追い付いて来たので3人で追いかける。

妖「ゲコ」

校舎の壁に奴は居た。

キリキリキリキリと、首を動かしていき…

カパッと音が付きそうなほどな軽さで口を開くと、

その軽い開き方からは考えられないような物凄い勢いで玉が飛んでくる。

光時「結」

自分の周りを囲んで防御。

時音、苦しそうだ。もう一個作って時音の防御を…

でも、まだ持つか…

そんなことを考えていると、良守が時音の隣から飛び出していく。

しかも、自分に結界張らずに。つまり、丸腰で攻撃の雨が降り注ぐ場所に突っ込んだのだ。

光「何やってんの!?」

良「方位、定礎、結!」

何とか囲めたが、体勢を崩したせいで攻撃をよけきれない。

良「ぐっ」

数多く降り注ぐ攻撃の中の一発が良守の腹に当たり倒れる。

そのまま蹲り動けない。
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