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藍色の瞳【ONE PIECE】

第4章 再会




「ナミがやられた!!」

「悪の手口だ」


「ああ、恋よ!漂う恋よ!僕はただ漆黒にこげた体を
その流れに横たえる流木…。
雷と言う名のあなたの美貌に打たれ、 激流へとくずれ落ちる。僕は流木。 おやつです」

「まあ、ありがとう」


サンジがステップを踏みながら机にデザートと紅茶をそっと置く。


「"あれ"は当然、"ああ"だしな」

「ああ。"あれ"はもう最初からナシの方向で」


サンジの様子にウソップとゾロは呆れる。


「おれ達が砦ってわけだ」

「まったく世話のやける一味だぜ!!!」


するとルフィに呼ばれたウソップが、睨みながら振り向く。


「ア!!?」


振り向いた先には、ロビンのハナハナの実で頭に2本手を生やしたルフィがいた。



「チョッパー」

「ぷぷーっ!!!」


ウソップが加わり、今度は3人で騒ぎはじめた。


「………………」


「………いいわね。いつもこんなに賑やか?」

「………ああ、こんなもんだ」

「そ」


ロビンが微笑んだ。

何を企んでやがる………!!


ふと、ロビンが振り返り、ナミに話し掛ける。


「航海士さん、ところで…"航海"は順調?」

「風ともに航路、異常なし!順調よ、ロビン姉さん!」

「…お前…絶対宝石貰ったろ……」


「サンジ、おやつまだかァ!!?」

「ちょっと、待て!!」

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