第4章 再会
~麦わらsaid~
時はさかのぼり━━……
クロコダイル率いる、B・W(バロックワークス)を倒した麦わらの一味。
激動が続くアラバスタに、終止符を打った。
ルフィ達はB・Wとの戦闘の疲れにより、暫し休息をする。
しかし海軍に「海岸包囲」され、一刻も早くアラバスタを離れなければ行けないことになる。
そして、アラバスタの王女、ビビとその相棒のカルーとの涙の別れ。
"これから何が起こっても左腕のこれが、仲間の印だ"
「出航~~~~~~~!!!!」
◯◯◯
Mr.2ことボンちゃんの助けもあり、何とか海軍から逃げ切ることができた麦わらの一味は、次の島へと向かっていた。
「もう追って来ねェな…海軍の奴ら…」
「「「んー……」」」
「つき離したんだろ!?」
「「「んー……」」」
「……あのな
何だよ、その気のねェ返事は…」
「「「「「さみしー……」」」」」
「めそめそすんな!!そんなに別れたくなきゃ
力ずくで連れてくりゃよかったんだ」
「うわぁ、野蛮人………」
「最低……」
「マリモ……」
「三刀流………」
「待て、ルフィ。三刀流は悪口じゃねェぞ」
「四刀流………」
「増えてどうすんだよ!!……いいかナットウあるだろ。ナットウに、お前腐ってるとか言ってもよ…」
ルフィの悪口にウソップは、咄嗟につっんだ。
その様子にゾロは呆れる。
「わかったよ、好きなだけ泣いてろ」
ふと、ガチャと扉が開く。