• テキストサイズ

藍色の瞳【ONE PIECE】

第4章 再会




ルフィと視線が絡み合う。

レンは驚きが隠せないでいた。確かに、ルフィを探していたのだが、こうも早く会えるとは思ってもいなかった。


「ん?おめェ誰だ?何処かであったか?」


その言葉に僅かながら、ショックを受ける。
忘れていても無理はないが、本人から真正面で言われるとやはり寂しい気持ちになる。


『私、天宮 レン。ルフィが小さい時にコルボ山で合ったんだけど…覚えてない?』

「…コルボ山!」


ルフィは眉間に皺を寄せ、うつ向く。
そして、パッと顔を上げた。


「…もしかして、レンか?」

『うん!!そう!』

「レンかぁ~!久しぶりだな!!」


ルフィは目を輝かせ、隣の席に座る。


「今までどうしてたんだ?」

『えーと、ここだとあれだから…』


場所を変えようとルフィにそう言うと、ルフィはキョトンとした後、ニカッと笑った。


「じゃあ、おれの船に来いよ!仲間にも合わせたいしさ!!」

『いいの?』

「良いに決まってンだろ!!」


ケラケラと笑うルフィに、私は嬉しく感じた。
あの漫画に出ていた、麦わらの一味の皆に会えるんだ!!

でもその前に、ルフィにずっと言いたかった事がある。
緊張と高揚で胸が高鳴る。


『私を、仲間に入れて下さいっ!!』
「レン、おれの仲間になれ!!」

『「 えっ!? 」』


レンとルフィは同時に驚き、目を丸くする。
が、直ぐに笑い出す。


『プハッ!…よろしく!船長!!』

「しっしっしっ!…あぁ!」


それからレンは、ルフィが船に行こうと言うので店員に食事代を払い(ルフィの肉代も)、一旦、自分の荷物を取りに行く。

今まで乗っていた船は、ここに置いておく事にし、レンはルフィに着いて行った。

/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp