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君との時間。

第5章 学生になりましょう【キングVer.】


「オイラはキミが教えて欲しいことは教えたよね?それに何でもするって言ったじゃない。オイラにも付き合ってもらうよ」

とん、と壁に追い詰められる私。
やばいやばいやばい...

『なんか...え!?なんでもって言ったけどこれある意味壁ドンだよね?キング何するの!?』

なんか顔が近づくキングにドキドキして早口になる私にムスッとし、

「キミはオイラをなんて思ってんのか知らないけどオイラはずっとキミが好きなんだからこんないい状況逃せるわけないでしょ」

と言うと私の耳に唇を付けて

「はオイラの事どうも思ってないの?」
『んっ...耳、ゃ...』

私だって今日のさっきまでキングを意識した事なんて無かった。キングのかっこよさに気付いちゃったから気付いちゃったらもう大好き!しか思わないからこんな状況やばいでしょ。恥ずか死ぬ!!

「オイラは入学式からがずっと好きだったけど?」
『ゎ、私、は...初めて今日キング好きって思ったけど...今日好きって気付いたのにこの接近戦は...恥ずか死ぬ...!』
隠すのもなんだかなと思い正直に言う...と、

ちゅ、
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