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君との時間。

第5章 学生になりましょう【キングVer.】



唇が触れるだけのキスをされ、それを何度もされる。ただ角度を変え触れるだけのキス。頭の中で脈が打つのが分かるくらいバクバクしてぼーっとする。
数分していたけどそっとキングが顔を離し私の頬にそっと手を添える。
「抵抗しないけど...オイラの気持ちは受け入れて貰えたって捉えていいの?」
私の弱点であるクスリと笑みを浮かべて至近距離で言うキング。

『わかんない...けど...でも、私もキング好きだから...』
続きは言えなかった。キングがまたキスをしてきた。

「は、ふ...ん...」
さっきとは違う舌を絡められる深いキスをされたから...

『キ、ぁ...ん、ん...』
苦しい、ドキドキが止まらなくて心臓が破裂しちゃうんじゃない?私の舌が逃げてもすぐにキングの舌が私の舌に絡めてきて全く逃げられない。

『可愛い...』
唇を離したかと思うと甘い言葉。もうくったりしてキングを見つめるしか出来ない。

「ずっとキミとこうしたかった...」

『キング...』

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