第2章 濵田崇裕
が最近になって、
俺のところに来おへんくなった。
理由は彼氏やろなってのは分かってた。
だけど変やとは思ってた。
時々、傷だらけであざもあった。
なんかあったん?って聞いても、
あの無邪気で可愛ええ笑顔は
もうにはなくて
『ううん、転んでもうてん!
嫌やわぁ〜!ドジってばっかやわ』
なんて下手な嘘をついた。
もうこれ以上、を壊されたくなくて
あらゆる手を尽くした。
と同い年で同じ高校におった、
流星と望に聞き出すことにした
「ちゃんの彼氏?」
「知ってんで〜学校でも有名な暴力男」
ほんま短気よな?あいつ
って、
有名なんかあいつの彼氏…
「俺らもさ、やめとけって止めてんで」
「でもあの男は上手いこと言いくるめてなぁ…」
、DVされてたんや。
だからあんなに傷とかアザとか多かったんや…
「別れたがってるらしいけど
難しいやろな〜。なんせ暴力男やしな!」
「濵ちゃん?聞いてる?」
こうしちゃ居られへん!
俺はの元へ走った。