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俺らと粉モン食べへん?

第1章 中間淳太





「俺がー?まあ、好きやけど…
女もんのとか俺得意やないしなあ」

『ごちゃごちゃ言わんで協力せえ』


「はいはい、ちゃんよな?
俺は神山智洋!神ちゃんって呼んでなぁ?」


仲良くしましょッ、て

笑顔で握手。



ルナちゃんはちょっと用事、と

神ちゃんにあとよろしくとだけ言って
さっさとどこかへ行ってしまった。



「あいつ無責任やな、人に押し付けて…
まあええわ。早速、なんて早いやろし
まずは仲良くなってこうや」
『え、っと…』

「好みを知るんも、必要やん?」




まあ、座ったら?

ベンチを1人分空けてくれる。



どうやら神ちゃんは
中間先輩と友達…より親友らしい


昔からずーっと仲良くて、


よく遊んだりしてるんだって。




「やっぱ淳太かー。
あいつのどこに惹かれんねん」

『優しいところとか』

「猫かぶってるだけやって!
普段は言い方きつくてやなぁ…、



「なに吹き込んどるんや」



神ちゃんの頭辺り、


ドンッと殴る鈍い音に
神ちゃんも「…ったあ!」と叫ぶ


「わあ、淳太くんやん〜痛いやん酷いわあ」

「酷いわこっちのセリフや
ちゃんに吹き込みやがって」


ほんっま、と呟いたあと

隣に座っていた私を見て、
にこっと微笑んだ。







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