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俺らと粉モン食べへん?

第1章 中間淳太





照史のおかげで帰る約束ができました!


なんだかんだ言って、
説得してくれたみたいだしね。

これは何か奢って手懐けないとな…



「よう嫌われてるのに好きでいられるな
俺やったらもー無理やわ!心折れるし」

「好きになったら分かるよ、照史にも」

「良い女ぶんなよ、そこまでちゃうでお前なんか」
「うっさ!メタボリックめ!」
「そこまで太ってへんわ!!!」



そうしてようやく待ちに待った放課後。


照史が先生に呼び出されたからと、
私は1人教室で待機。


何やらかしたんだあいつは…。



「照史〜?…あれ、ちゃん?
まさか1人?照史おらんのん?」

「あ、照史なら呼び出されてる」

「はは、何やらかしたんやあいつ」


私と同じこと言ってる…


「照史と仲ええよな、ちゃん」
「うーん、そうかな」
「いっつも言い合いとかじゃれてるで」
「まあ、似たもの同士というか」


照史が一方的に絡んでくるというか。

それこそ親友みたいなものだよ
照史はめちゃくちゃ嫌がってるけど。


素直じゃないんだなあ〜あいつ!

「もしかして付き合っとんの?」

「ひえ!?!」
「ひえってなに、ウケるんやけど」

ケラケラ笑うから、
恥ずかしくてすみませんと謝る。


「付き合ってないよ!」

「あ、そうなんや。
隠れて付き合ってんのかと思ってたわ」


付き合ってないねんな、

となんかまだニヤニヤ笑う中間くん



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