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俺らと粉モン食べへん?

第4章 重岡大毅





しげくんは自分の話をするのが好き。


彼はイタズラするのが好き。
だからよく怒られてるんだって。

ゴキブリの玩具を見せて、

これを突然投げつけるねんで
って自慢げに話された


そんな彼だけど、

凄く友達想いなの

よく出てくる6人の名前は、
未だよく覚えてないけれど…

だから、


話の内容なんて聞いてなくても
楽しそうに話すしげくん見てるだけで

私は凄く幸せだし楽しいんだ。



「…ちゃん?」

『…うん』

「…聞いてる?」

『聞いてなーい』


へへ、と笑って誤魔化すと
もう〜としげくんも笑う。


「おーい、そこのバカップル」

「あ、小瀧やん〜やっぴー」
「やっぴーちゃうやんアホ〜」


現れた長身の彼は、

私を見るなり微笑んだ


「こいつが小瀧望やで」

『はじめまして』


「君か〜ちゃんって。
しげの話聞かんらしいな?」

すげえな、って笑う彼。

「小瀧〜、下手したらそれは
悪口なるからやめて〜泣くで」
『泣かないよ〜聞いてるもん』


ほんまかぁ?って

からかうしげくんは、
小瀧くんの前では違う人みたい。


「しげ、濵ちゃん呼んでたで」
「ほんま?先言うてや〜行ってくるな」


ここで待っといてな?

なんて言い残して
しげくんは何処かへ行ってしまった



「俺が話し相手したる」

何話す〜!

ウキウキした笑顔で見るから、
何がいいかって会話をしてあげることにした






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