第2章 濵田崇裕
川に来て2人で釣りをしている
なかなか釣れへんから
もなかなか飽きてきて。
川に入って水遊びを始めた
「もお、魚が逃げてまうからやめてー」
『冷たくて気持ちええで!
はまちゃんも釣りやめておいでや』
「釣りしよう言うたんやんか」
『細かいことはええやん!』
バシャバシャはしゃぐの姿に
なんかドキドキして、楽しくて
きっと浮かれてたんやろな
「好きや」
なんて、に言っていた。
はしゃいでたも
びっくりして止まった
『…はま、ちゃん…?』
「な、なーんてな!」
「2人ともー!肉焼くでー!」
「いちゃつくなー!」
望と神ちゃんに呼ばれ、
俺も慌ててそっちに走ってった。
も急かされゆっくり戻ってくる。
ああ、やってしまった。
どうしよう!言うつもり無かったのに!
「…はまちゃんどーした?」
肉をむしゃむしゃ食べてた流星が
口の端にタレをつけたその顔で覗き込んだ。
「…な、なんもないで!
それよりタレ拭けや、汚いやろ」
「はまちゃん拭いてー」
は俺のことなんて、
好きじゃないのに