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俺らと粉モン食べへん?

第2章 濵田崇裕





お待たせー、と叫んだ先

遅いわもう〜と
トングを持った照史が手を振った。


そう。今日はバーベキュー!



「下準備終わってるで」

「おお。神ちゃんありがとう」


ええで〜と微笑む神ちゃんの後ろから
ふらふら流星がやって来た


キョロキョロ見回して何か探しとる?



「あ、はまちゃん。来とったんやぁ
遅かったな〜、下準備終わっ…

「流星はしてへんやろ」

「えへへ。実は携帯探してんねん」


知らへん?

今来た俺らに聞くあたり、
やっぱり天然やなぁと思いながら


携帯を鳴らしてみる。



『誰かの携帯が鳴ってんで』


奥のキッチンで、

が携帯を上にかざした。



「あー。それ俺のや、返してー」

『置いてあったんやあほ流星』




すまんすまん、とヘラヘラ笑いながら
嬉しそうに携帯を受け取る。


ほんま何回無くしたら直んねん…。



『はまちゃん〜』


流星と話してたがパタパタ走って来て

俺の服をグイグイ引っ張る



「どしたん?」

『川あんで!竿もな、置いてあんねん!』

「ああ。釣りに行こうってこと」

『今なら時間あるし行こうや』




ほら!と竿を持ったは

先に外へ飛び出して行った。








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