第7章 この部屋はあたたかい(おそ松)
「はぁっ… 挿れるよ…」
たっぷりとお互いに愛撫を繰り返した後、裸になったおそ松くんがベッドで私を見おろしながら低く呟く…
働いていなくて、特別な運動は何一つしていないはずなのに彼の身体には程よく筋肉がついている…
肌が白くなめらかで、真剣な表情をした時はすごくかっこいいと思う…
つい目の前の彼に見とれてぼんやりしていると、
「…考え事? 余裕ねっ」
「 あぁんっ! 」
急におそ松くんの自身が私の中へ入ってきてた…
「あぁっ… 不意討ちだめぇ… おそ松くぅん…」
「へへっ… えっちぃ声… 何考えてたの?」
激しく揺さぶりながら余裕そうにそんなことを聞いてくる…
「おそ松くんが…かっこいいなって…見とれてた…」
素直に思ったことを伝えると、
「…っ なんだよそれ… 煽んなって言ったじゃん」
おそ松くんにとって興奮材料になってしまったようだった…
「あっ…あぁっ… 気持ちいいよぅ… おそ松くん…」
足を持ち上げ、角度や向きを少しずつ変えて突き上げてくる…
快楽が身体中を駆け巡り、逃げ場を探すけれど、どんどん追い詰められてしまう…
「ははっ… ゆいちゃん、きもち〜ね〜 すっげぇキュッてしまるよぉ…」
私はきっと…きつく収縮して彼を締め付けている…恥ずかしい…でも気持ちよくてどうしようもない…
「おそ松くんっ… もうイっちゃうよ… あっ…」
「はっ… 俺もそろそろ… ヤバいかも…」
余裕なく腰を動かすおそ松くん…私の身体で感じて果ててくれるなんて…そんな幸せなことはない…
登り詰めた時のおそ松くんはどんな時よりも色っぽい表情をする…
私は目を開いて、彼の姿を焼き付けるのだった…