第6章 真昼の夢(十四松)
スタバァに行ってから何日か経ったけど、わたしたちの関係は変わらず、会ったら一緒に身体を動かして遊ぶというものだった。
もうすぐ3月も終わり…
わたしの人生最後の春休みも同時に終わりを迎えてしまう…
十四松くんとの関わりはこれからも続いていくのかな?
関わりを持っていくとしたら、わたしたちは友達ということになるのかな?
でも、一線を越えてしまったし…
わたしはもう十四松くんのことを単なる異性の友達として見ることはできなくなっていた…
…十四松くんのことが好き…
このままうやむやになるのは嫌だ…
出来れば…もう一度、彼に触れたい…
ううん… 本当はこれから一緒に生きていってほしい…
この思いを彼に伝えられるだろうか…