第4章 僕は君の猫(一松)

ベッドの中でふたりで抱き合う…



「…いちまつくん…」


「はぁっ… ゆいさん…」


ゆいさんの胸の頂きを舌で転がしながら、ショーツの上から秘部に指で触れてみる…


ショーツの上からでもかたちや濡れ具合を指先で感じることができる…ゆいさんも興奮してるんだな…女の人ってこんな風に感じるんだなって、興奮で頭がクラクラする…


ショーツを下ろそうと指をかけると、彼女の腰が小さく跳ねる…まったく…小さな仕草がひとつひとつエロくて、ちんこが痛くなる…


直に秘部に触ると、ゆいさんの声は更に甘いものにかわる…


「いちまつくんのも触らせて？」


ゆいさんの白くて細い指がブリーフの中に入ってくる…


その指がゆっくりとブリーフの中を探るようにまさぐり、俺に触れる…


「…あぁ…」


気持ち良くてつい声が漏れる…


彼女の指はやわやわと先端をなぞり、縁取りをぐるりと撫でる…その下の竿の部分にたどり着き、上下に擦り始める…


「あぁぁっ…」


情けない声をあげて俺は快楽に没頭する…


ゆいさんの秘部を擦るペースを速める…粘液の音が聞こえてくる頃になると、彼女も余裕のなさそうな様子になってくる…


「んっ…いちまつくぅ…ん…あっ…あっ…あぁ…」


…俺もそろそろヤバい…


「挿れていい…？」


「うん…いちまつくん…きて…」


俺はジャージのポケットからゴムを出す。


つい最近までクソ童貞だったのに…ずいぶんスムーズに着けられるようになったものだ…


彼女の秘部に腰を沈める…


「…っ はぁ…あっ…ゆいさん…」


「あっ… いちまつ…く…ん…気持ちいいよ…」




動くたびに絡みついてくる…あぁっ…クソ…気持ちいいっ…

















あたたかくて…やわらかくて…こんな気持ちいいことがあったなんて知らなかった…








過去の俺に教えてやりたい…ちゃんと童貞卒業したぞって…泣いて喜ぶかな…




でも、きっと過去の俺が一番喜ぶことは…





ゆいさんに「仲良くなりたい」って言ってもらえたことや誉めてもらったことなんじゃないかなと思った…