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~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第3章 ~痛い、恋 ~ (烏養 繋心)



彼女が両手を伸ばして
俺の背中を抱き寄せてくる。
助手席の上の空間に重なる、二人の裸。

俺もものすごく興奮してて
血液が熱湯みたいに感じてるのに、
背中に直接当たるエアコンの風が
ヒンヤリ、カラカラしていて
それでかろうじて、理性を保ってる。

もう、モノはソコの入り口にあって、
その気になれば1秒後には合体だ。
だけど…
ぬるぬるとソコに擦り付けながら、
まだ自問自答していた。

最後までシてしまったら、
きっと、"つきあう"ことになる。
俺で、こんな若い子の相手、出来っか?

オシャレなカフェとか、
夏場にフェス、(っーのか?)とか、
冬場に手を繋いで歩く、とか
ロマンチックなクリスマスとか、
俺、マジで無理だぞ?

『…烏養さん、』

ハッ、と我にかえる。

『なんだ?』

『そんな、怖い顔しないでよ。』

ダサいと思ったけど、
やっぱり口にしてしまう。

『…な、今さらだけど、いいのか?』

こんな熱い状況なのに、
彼女は、嬉しそうに、爽やかに笑った。

『私、イヤそうに見える?』

『…いや。』

『むしろ、
この状況で拒否られるほうが
私にとっては傷つくな。』

すでにヌルヌルの、
俺のモノに手を触れて。

『ね、お願い…コレ、下さい。』

…えぇい、もう、引っ込みもつかねぇし。
先のことは、後から考えりゃいいか!

ヌルヌル、の動きの途中で、

"グジュッ"

勢いよく、モノをソコに突き立てた。

『ぁぁぁんっっっ…』

悲鳴のような艶声が狭い車の中に響く。

背中にまわった手が、
俺をキツく抱き締めて、
それと同じように
ナカもオレをキューっと締めてきた。

…あぁ、もう、ホントに
なんも考えらんねぇな。

『誰も聞いてないから、
好きなだけ、声、あげろ。』

一言、彼女に告げて
ゆっくりと腰を動かし始める。
狭いし、態勢も不自由だから
ベッドのようにはいかないけれど…

1回1回をゆっくり、
深く、奥まで突き刺すたびに
グチャ、グチャ、という水音が響いて、

ガラスはだんだんくもってきて、
車は揺れて、

もう、誰も見てないとしても
俺としては興奮マックスで、

彼女の体を突き上げるたびに

『ゃぁん、んんっ、ぁぁっ』

というよがり声と一緒に
白い乳房とピンクの乳首も揺れて、

や、
ば、
い、


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