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~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第1章 ~二番目の、恋~ (及川 徹)




熱くて柔らかくて潤った道が
俺の欲の塊を包んでいく。

下から見上げる綾ちゃんは
目をつぶり、アゴをツンとあげて
ゆるく開いた唇から吐息をこぼしながら
ゆっくりと腰をおろしてきて、

そして

ホワリ。
腰と腰が重なって、そこだけあたたかく。

ザラリ。
陰毛と陰毛が小さくこすれていやらしく。

天井を向いていた顔が
俺を見下ろす。
ゆっくり開いたまぶた。
瞳が潤んで見えるのは、
涙じゃなくて、色気。

『…及川君…あたし、自分で、
全部、入れちゃった、よ…』

言葉に、後悔の影はない。
むしろ、熱を帯びていて。

『…綾ちゃん、動ける?』

『自分でして、いい?』

想像以上に、積極的。
もともとそういうタイプなのか、
それとも今日は特別なのか、
それはわからないけど。

キッパリと
自分の意思を伝えてくれるのが
むしろ俺にはありがたい。
…どうしてあげたらいいのか、
いまだに分からないから。

『…うん、俺に見せて。
綾ちゃんの乱れるところ。』

目を合わせずに微笑むから
何だろう、と思ったら、
視線の先は、俺の、手。

俺の両手をつかんで、
自分の乳房にもっていく。

『…触っててね。離さないで。』


そして…揺れ始める。


重なった部分が
ジリジリと熱くなってきたのは

クリトリスを擦り付けるように
深く丁寧に前後させて刺激するから。

…ヤバイ、エロすぎる…

クチャ、クチャ…
肉の間から水音が響き始めて、
それと同じリズムで

『…ぅん…ぅん…ぅん…ぁぁ、ぁぁ…』

声にならないあえぎ声も聞こえてきて、

俺が、
つかんだ胸を握りつぶしながら
人差し指で乳首に触れると、
声もナカもさらに反応して…

だんだん、動きが早くなる。
やられっぱなしなのが悔しくて
片方の手を胸から離し、
こすれているクリトリスの当たりに
挟み込んだ。

クリトリスと恥骨の奥の当たり。
指先に力を込めて刺激すると

『…ぁぁっ、そこ、そこ、ぃぃ…ぁぁ…』

指先を埋めるように
グリグリと腰を押し付けてきて、

ピクピクとナカが絞まる。

不規則な動きと声は
さらに震えを生み…

ダメだ。
待ってるだけじゃ、追い付かない。

俺にも、させて。

…放っておいても、朝は来る。
それなら、今しか出来ないことを。

…闇には、闇の快感を。


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