• テキストサイズ

~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第1章 ~二番目の、恋~ (及川 徹)



指を抜いて、
俺も、ベッドにあがる。

…綾ちゃんを真っ直ぐ寝かせて
上にのっかった。
組み敷いて、見下ろす。

『ね、俺だよ。俺と、寝ちゃうんだよ。』

『うん。』

『…目、つぶってて、いいよ。』

木兎のこと、思い出してて、いいよ。

『うぅん。…及川君、』

『なに?』

『こんなこと頼んだ私がヒドイんだから、
無理して優しくしなくていいよ。
…やりにくいよね、友達の元カノなんて。
楽しくないセックスさせて、ごめん。』

『楽しく、は、ないけど…
不思議だよね。イヤじゃないんだ。』

これは、ホントの気持ち。
だから。

『綾ちゃんこそ、思いきり、乱れな。
…しばらく、男ナシの生活だろ?』

『…そ、だね。』

もう、言葉、交わすの、やめよ。
あれこれ考えてたら、イケない。

そんな気持ちを込めて、
上から塞ぐように、激しくキスをする。

ジュルリと音をたてるほど
唾液と舌を絡ませて、
そのまま、体を舐めながら。

首筋。
鎖骨。
胸の膨らみ。

乳首を転がしたり
舌で押し込んだり
吸い上げたりして

そのまま、まだ、下へ。

臍の窪みも舐めて、
躊躇することなくさらに下へ。

太ももの付け根、リンパをベロリ。
陰毛の繁みを指でもてあそびながら
さっきのように両脚を大きく広げて
もう一度、ワレメを隅々まで濡らす。

舐めながら、思う。
女のココって、
まぁ、多少の違いはあっても
それほど、比べてどうこう、ってほどの
もんじゃないけどさ、

なんだろ、こんな時に変なプライド。

女って、男のモノのこと、
心の中で、大きさとか形とか、
比べたりするんだろーか?

…俺、フェラ、好きなんだけど…
木兎と比べられんの、ちょっと、ヤダ。
(負けてるとは思わないけど。)

どーしよ。
2度と綾ちゃんと寝ることは
ないかもしんない、と思うと、
くわえさせたいような気もする…

どーしよ。
あんまり見る暇ないように、
無理矢理言いつけて
無理矢理、口に入れちゃうか?

…んなこと、俺、出来るか?
フツーのセフレとは違うぞ?

ギンギンにいきり勃った自分のモノに
触れながら迷っていたら、

綾ちゃんが、吐息の間で。

『…ね、及川君、自分で…触ってるの?』
 

気付かれた。


/ 733ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp