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~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第1章 ~二番目の、恋~ (及川 徹)



ベッドに腰かけて
俺に胸を愛撫されてる綾ちゃん。

…バスローブの胸がはだけて、
当然のように、その下まで見えている。

すごくキレイなレースのショーツ。
綾ちゃんの性格なら
普通の生活ではきっと、
こんなデコラティブな下着はつけない。

久しぶりに会う木兎のために
下着まで気を使ってきたんだろう。

脱がせるために
ショーツに手をかけながら
少し意地悪な質問を投げ掛けてみる。

『…ね、綾ちゃん、
セックスするの、久しぶり?』

答えなくてもいいような質問にも
律儀に答えるのは、
綾ちゃんの真面目さと、
自分から俺を誘ったことへの
負い目、なのかな?

『…うん。光太郎くんとも
ずっと会ってなかったから。』

『だから、下着までおしゃれしてきたんだ。』

『…うん。』

素直すぎて。
駆け引きとかしないところが
いいところなんだけど。

『…脱がすのが
コタローちゃんじゃなくてごめん。』

『いいの。もう、下着とか、どーでもいい。』

腰を浮かして。
脚を伸ばして。
俺が脱がせやすいようにしてくれる。
ハッキリと、木兎を過去にしようと。

『…っん…』

綾ちゃんの吐息じゃない。
俺がツバを飲み込む音。
…ついに、見てしまう。

自然に黒々と生えた陰毛。
その間から見える、影。

太ももに手をかけ、
思いきって、両脚を、開く。

ベッドに腰かけている
綾ちゃんのソコは、

ベッドの下に座る俺の目の前で。

これだけ露にしても
一切、抵抗、ナシ。

チラリと上を見上げると、
綾ちゃんが恥ずかしそうに言った。

『…黙って見られるの、恥ずかしい。
なんか、して。及川君が、したいこと。』

木兎に、愛されてたんだな、と思う。

お医者さんごっこも、
焦らしプレイ(?!)もナシ。
綾ちゃんが
恥ずかしさを感じる暇もないくらい、
きっと、木兎からたくさん、
愛してあげてたんだ。

俺は?
俺も、
木兎と同じようにしてあげるべき?

それとも、
木兎とは全然違う方法で
俺を、心に焼き付けさせる?

…こういう時に
あれこれ攻め方考えてしまうの、
セッターの特性だろうか?

もし赤葦君と友達になれたら、
そんなエロトーク、してみたい、
なんて考えたりしながら…

俺は。
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