• テキストサイズ

束縛彼氏【R18】

第1章 束縛彼氏


「な、何これ…」














朝起きてスマホの画面を見ると、新着メールが20件近く届いていた。迷惑メールかと思っていたが、差出人は知ってる人だった。

李人さん。

《おやすみ。佐山さん。》

《佐山さん寝たの?》

《ねえ!寝るなら寝るって言って!》

《皐月明日覚悟しとけよ》













そんな感じのメールが5分おきに届いていた。

鳥肌が立った。それに覚悟しておけって何…。

いつもだったら寝起きで眠い頭も、そんなことがあって目はパッチリと冴えていた。

少し怖くなって、無意識でスマホを強く握締めすぎて手から落ちた音でハッとした。











《おはよう李人さん。昨日は返信できなくてごめんなさい(>_<)》













謝罪のメールを打ち、無意識にため息をついた。











「学校行かなきゃ…。」














私は服を着替え、あまり喉を通らない朝ごはんを食べて家を出た。
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp