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繰り返しずっと……【妖狐×僕SS】

第4章 住人たちの帰還


「雪小路さんは太ももとニーソに指を挟みたいと言っていたが……結局せずに書いてくれたぞ」

「反ノ塚は一発芸だった」

「猫実さんは好きなものを当てとみせろというものでした」

「苓たんは特に何も言ってなかったよ~」


ふむ

あれそう考えると

私が一番まともじゃないんじゃ……

抱き付いといてなんだけど

いや、今はどうでもいい

青眞の答えに全てがかかってる


「んー、じゃあ……火の輪潜りとか?」

「どの辺が他のやつらを参考にしたんだよ!?殺す気か!?」

「哀兎たんいるから火はすぐに用意できるね」

「お前も俺を売るなぁぁあ!!」

「あっ、あっはは……は」


理由は簡単だ

ただ見たいから

私は凜々蝶から離れれると

SSとしての勤めを果たすために変化した



ボウッ……



「……はぁ……卍里go」

「goじゃねぇ……」

「ほら、おっきめにしといたから」

「そうじゃねぇ……」


泣く泣く

それでも男は逃げねぇと飛び込んだ彼は

見事に空中一回転を決めて

地面に前転三回転を決めて

壁に衝突着地を決めてくれた


嘘です

美化せずに言えば


ただ地面に転がって壁に受け止められただけ


いたそ……

満足そうに拍手を送ってる青眞と夏目さんと御狐神さんが怖い



「さ、サイン……くれ」

「うん、もう何枚でも書くよ?」



遺言のように嘆かれた言葉に

頷き続けるしかない
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