第2章 カフェの常連さんはミステリアス美少女
ルナ『あら、ルーシェルあなたいつの間に…』
ルーシェル『ひどいなぁ…ちょっと前からいたよ?それよりキミ、ボクに占わせてよ』
ドロップちゃんはポーカーフェイスでよくわからないが、どうやら突如人が現れ話かけられたことに驚いて固まってしまっているようだ。
まぁとりあえず私は彼を紹介してあげることにした
ルナ『この人はルーシェル・ジョングルール、占い屋スニーフの人よ。ぜひ占ってもらったら?』
ドロップ『……そうですね…折角なのでお願いします』
ルーシェルは何故か一瞬へぇ…と呟いた後
ルーシェル『うん、じゃあカードに聞いてみようか』
といつものようにカードを取り出した。
ルーシェル『カードは言ってるよ。キミはこのままじゃ破滅するって』
ドロップ『……』
ルナ『ちょっとルーシェル……ドロップちゃん気にしちゃダメよ?』
ルーシェル『仕方ないじゃない、カードがそう言ってるんだから。この破滅から逃れるにはキミの病気を克服しないと、ね?』
ドロップ『……私は病気になんてなってませんが?』
ルーシェル『身体の問題じゃないよ、ここのマスターに対するキミの―――』
ルーシェルが言いかけたところで、ドロップちゃんがスッと立ち上がった。