第3章 怪盗2幕目『姉さんは人気者』
【おまけ】
後で録音を聞かされたシリウス
『今日のシリウスはお留守番なのね…会えなくて残念だわ』
『目の前に良い男がいるってのにチェリーにお熱なんてな』
「はぁ!?……頭バグってるんじゃないの?」
『少し妬けてしまうよ』
「あんたまで何言って…!」
「ああ、もう!!今すぐトラップに足ひっかけて危機に陥ればいいのに…。」
「そしたら少しはバグが直るんじゃない?」
――なんて、ほんの少しだけ嬉しさを感じてしまった俺の頭もバグってるのかもしれない
……絶対認めないけど。