第2章 カフェの常連さんはミステリアス美少女
でも何度かドロップちゃんにお説教されるエルロックを見たことがあるけれど、何故か毎回楽しそうなのよね…。本当は仲が良いのかしら?
ドロップ『あ、そういえば彼に会ったら聞きたいことがあるんだった…今週の星座占い推理コーナーなんですけどあと少しがわからなくて』
やっぱり意外と仲は良いみたいね。
どれどれ…と彼女が開いた日本の超難問クイズ雑誌のページを覗きこんでみるけど、数字やらよくわからない文字やら暗号が沢山書かれていて何のことかさっぱりわからない。よくこんなのを解けるものね…頭が痛くなってきたわ……。
ルナ『これを解けるなんて頭が良いのね…占いは好きなの?』
ドロップ『いえ、私なんて全然……占いはあんまり信じてないんですけどこの問題解くのが楽しくて…』
何かを思い出すように彼女が目を伏せる。
なんだか気まずくなって話題を変えようと口を開きかけたその時――
???『おっと、占いを信じてないなんて悲しいねぇ……』