第1章 護廷十三隊
恋次「山城隊長、結界張ってたんですか?霊圧探って見つけるの苦労しましたよ」
萩「そりゃそうでしょ?周りに迷惑かかるからね」
白哉「恋次、呼ばれたのは俺達だけか?」
恋次「いえ、隊長と副隊長格は全員です」
白哉「そうか・・・」
萩「任務かな?」
白哉「任務にしても軽い物では無い事は確かだな」
恋次「そうですね」
*****
萩「やっほー、来たよ山じぃー」
山本「ペイ、だれが山じぃーだ!山本総隊長と呼べと言っておるだろうが!?」
冬獅郎「おせえぞ萩、何してた?」
萩「んー?白哉と修行」
?「修行なら俺としろって言ってんだろ萩」
萩「えぇー更木とするのは修行じゃないでしょ?」
更木「もちろん殺し合いだ!?」
萩「遠慮しとくよ、一角と弓親で間に合ってます」
?「剣ちゃん振られたねー」
更木「うるせえ、やちるは黙ってろ」
やちる「剣ちゃんのばーか」
更木の背中に捕まってぶーぶーと文句を言っている
山本「静まれ!皆を呼んだのは緊急事態が発生したからじゃ」
萩「緊急事態?」
山本「そうじゃ、先ほど中央四十六室から『新たな世界へと繋がった扉を発見した』と連絡がきたのじゃ」
白哉「新たな世界とは?」
萩「現世に繋がってるんじゃないの?」
山本「うむ、現世には変わりないのだが
地獄蝶だけが帰ってきて様子を見に行った物が帰って来ぬのじゃ
地獄蝶の記録によればその物は何者かによって殺害されたもようじゃ」
更木「虚か?」
山本「いや、虚の気配は感じんかった
そこでじゃ誰か行って様子を見て来てはくれんかのぉ」
萩「はいはーい!私行きたい!?」
?「そうですね山城隊長なら治癒能力もありますし」
萩「そうそう烈の言う通りだよ
私なら自分で治癒できるし零番隊は今のところ雑用ばっかりだしちょうどいいでしょ?」
?「そんなこと言って本当は遊びたいだけじゃないの~」
萩「春水は黙ってなさい」
春水「すみませんねーでも本当のことでしょ?」
山本「ペイ、黙れ!他の者は異論は無いか?」