第3章 【R18】交差する想い
冷たい瞳とは裏腹な熱い掌が
凛の足を這う。
「泣くか‥凛。」
信長の瞳が一瞬、揺らめいた。
「涙を流すことは許さん。
その一雫も俺のモノなのだからな。」
フッ‥と一つ笑みを零した。
その瞬間――
「っつ!‥あああっ!」
ズン‥っとまだ潤っていない秘部を
信長の反り返ったモノが貫いた。
「‥いっ‥た‥あっ、ああ!」
あまりの痛みに顔をしかめ、涙を堪える。
「‥っく‥。ああ、いい声だ凛。」
まるで凛の事などどうでもいいと
言わんばかりに律動を早める信長。
「‥っひぁっ!‥うっん‥、ああ!」
天守には凛の悲鳴にも似た喘ぎと、
冷たい畳に擦れる着物の音。
涙を拭う事も無ければ、愛を囁く事も無い。
ただ己の欲を満たし、吐き出す。
――それだけの繋がり。
「‥っつ!ああ!」
一つ、また一つと凛の白い肌に
信長の跡が赤い雫となって刻まれていった。