第8章 【R18】暑い夜と熱い夜
「‥え?」
トロンとした瞳から溢れる涙を
家康は優しく舐めとると、
凛の白く綺麗な足の間に
自分の身体を沈める。
「‥あっ、待っ」
「‥待たない。」
ズンっ‥と限界まで昂ぶった
家康の熱が凛の最奥を
一気に貫いた。
「‥っうあ!あああ!」
「‥っつ!」
気を抜けば一瞬で果ててしまいそうな程
絡みついてくる凛の中で
更に己の熱が上がるのを感じる。
「‥あっ、んん!い、えやすっ」
はあ、と息を吐いて凛を
抱きしめる腕に力を込める。
「‥気持ちよすぎ。」
「‥家康。」
凛は家康の首に腕を回し
ぎゅっと抱きしめた。
「‥家康、大好き。」
自分の愛しい人が
こんなにも自分を求めてくれる。
なんて幸せなんだろう、と
抱きしめる腕に力を込める。
「‥そうゆうの反則だし。」
「‥だって、本当にっ!あっ!」
一気に引き抜いたモノで
再び凛の最奥まで突き上げる。
「あっあああ!んんっあ!」
「‥っ!はっ‥」
何度も何度も中を掻き回す。
お互いの熱で溶けてしまいそうな程。
「‥いっ、えや‥すっ!」
「‥凛っ‥」
汗と蜜が混ざり合う。
むせ返るほどの愛の匂い。
「‥もっ!ダメえッ‥っああ!」
「‥っはあ、俺もっ‥限界‥。」
来て‥、と凛が自ら口づけると
家康はその最奥に欲望を放った。
「‥っああああ!」
「‥っつ!」
暑い夜の帳の中で
二つの熱が一つに混ざり合う。
「‥凛。」
「‥家康。」
どちらからともなく唇を重ねる。
火照った身体を
夜の風が心地よく撫でた。
end.