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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第12章 新しい家族



自「おいこら〜?
起きろー飯だそ」

歌「...ご飯...?」

自「そう、お前らが寝てる間に作ったんだよ
起きないと全部食べちまうぞ〜」


その言葉に反応するかのようにムクっと起き上がり座布団をちゃんとお尻の下に敷き座る

歌「買い物も行ってしまったのか...」

自「寝てたからね
疲れてたんでしょ?
また今度一緒に行こう」


少しシュンとしているが鍋の蓋を開けると美味しそうな匂いがフワッと広がる
それで機嫌が治ったようで笑顔になる

ご飯をお茶碗に入れて手を合わせて挨拶をする

三「この棒はどう使うんだ?」

数「...私も初めて見ます」


掴みにくい物を取るためにフォークは持ってきていたがまさか箸を使えないとは...


自「これ、箸って言ってこうやって持って鍋の中のやつを取って食べるの...っあっつ...
...っでも初めてじゃ使えないだろうからこれ使っていいよ」

三「これは刺して使うのだな?」

自「そうそう」

数「いえ、私は箸で食べてみます」


とてつもないドヤ顔で鍋の中の物を小皿に移して食べていく
使いこなすの早...


大「これはなんだ」

自「キノコ」

歌「これは?」

自「はんぺん」


ほとんど出汁だけの鍋でポン酢に付けて食べるものだ
中に入っているものは特に決まってない
肉が入っていれば野菜も入っているしソーセージやちくわも入っている本当に色々なもの


自「あー...美味い...」


飯を食べていれば必然的に無言になるので特に会話は無い。


三 数「おかわり(お願いします)!」

自「んー」

お茶碗を取り米をよそい二人に渡すと頬を膨らませて食べ始める

男はやっぱり食べるな...
反対側の二人もハムスターの如く食べている
可愛い...
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