第12章 新しい家族
帰ってきて丁度いい時間なので急いで着替えて広間を覗くとまだ寝ているふたり
置き手紙をゴミ箱に捨て
買ってきた鍋の材料以外を業務用冷蔵に入れ
三日月と数珠丸で夜ご飯の鍋に取り掛かる
今日は料理が出来る倶利伽羅歌仙が居ないので義足を付けての料理だ
何だかんだでやっぱり足ある方が動いやすいんだよな...
自「二人共米どれ位食う?
あー...めちゃくちゃ今更だしパン食ってたから大丈夫だと思うけど普通の飯食えるよね?」
数 三「たくさん食べるぞ(ます)!」
あー...太刀からがクソみたいに大食いになるんだっけか...
確か大盛りご飯平均5杯...
こりゃ食費が飛ぶわ...
道理で給料高い訳だよ
歌仙も倶利伽羅も結構食うけどそれの比じゃないくらい食うんだよな確か。
業務用炊飯器だし多めに炊いとこ。
鍋の材料も多く買っといて良かった...
ピッ
炊飯器のスイッチを入れて切ってもらっていた材料を順番に鍋に入れていく
自「これで、ちょっと待ってね」
ガスコンロを大広間に持っていき2人が折っていた鶴を棚の上に綺麗に並べ
机の上を綺麗にする
自「じゃあ数珠丸これをガスコンロの上に置いてきてくれる?」
数「はい」
自「三日月はお箸を置いてきてくれる?」
三「うむ!」
私はお皿を持ち大広間に向かう
お皿を分けて丁度米が炊けた音がして炊飯器を三日月に大広間の方へ持って行ってもらいそっちでコンセントに繋げて保温に設定する
自「よし...ほら二人共起きろー!
飯だ飯!」
歌「んん?」
大「...ぅ...ぅぅん...」
ダメだこれ。