第12章 新しい家族
自「三日月の身長が180
数珠丸が?182」
身長体重を書類に書き込んで行く
数珠丸の体重私とあまり変わらないんだけど
怖
自「じゃあとりあえず今日はこれで終わり
それじゃあ今から買い物まで自由時間、好きに探検していいよ
一応途中途中で本丸内の地図は貼ってあるけど迷子にならないようにね」
三「あいわかった!」
数「ありがとうございます」
私と一緒に医務室から出るとそれぞれ分かれるように歩き出す
私は広間に居る倶利伽羅と歌仙の元へ向かう
大広間に入ると二人して折り紙中
真っ黒の鶴を折ったり真っ赤な鶴だったり...
わかりやすい奴らだな...
自「なーに折ってんだ?」
歌「...主は天下五剣の相手をしなくていいのかい...」
大「そうだぞ
俺らより新人の相手をしてやれ」
自「拗ねんなよw
今は自由時間だ
あいつらは好きに探検でもしてんだろ
寂しかったんだろ?」
歌「...随分と上から目線だね。」
大「本当だな。」
完全にいじけてるわこれ...
とりあえず何も言わずにその場に居ると少し歌仙から鼻をすする音が聞こえてくる
歌「...ズズッ...はぁ...っ...」
自「泣く位なら寂しいって言え馬鹿が」
歌「さびしぃ...」
自「よく出来ました」
大「...っ...」
歌仙を抱きしめて撫でると倶利伽羅も泣き始める
そうそう、こいつも結構な泣き虫なんだよな。
自「倶利伽羅も寂しかったんだよな〜
これからはどんどん人も増えてこうやって私に甘えられないと思うけど、逆に仲間も増えて寂しさはあまり感じなくなると思うからそれまでの辛抱だぞ」
歌「主が居ればいい...」
大「俺も...」
自「そうだな、でも主は仲間と関わる楽しさも知ってもらいたいな。
主だけじゃなくて色んな刀と関わって大切な奴をどんどん増やしてくれ
大切な奴が沢山いるのはいい事だぞ〜?(笑)」
私に依存し過ぎも良くないからな〜
少しは仲間と居る楽しさも知って置かないと損だ
まぁ仲間と関わらないというのが悪いとは言わないがな...
寝っ転がって倶利伽羅と歌仙に腕枕をする
肩の部分をポンポンと規則的に叩いていると泣きつかれたのと戦い疲れたので眠気が来たのか10分程すると両側から寝息が聞こえてくる
やっぱり身体はまだまだ子供だな(笑)