第11章 戦
自分の歯を磨きまだ目を瞑って立ちながら寝ている倶利伽羅の歯も磨く
本当に...子供だ...
自「ほら靴はけ靴」
大「眠い......眠い...」
眠いをずっと繰り返してほとんど目も瞑ってる状態
ポッケの中から倶利伽羅が苦手なミントガムを取り出す
自「倶利伽羅、あーん」
大「あ...」
歌「...ブフッ...!」
モグモグと口を2回噛むとカッ!っと目が開く
目覚めたかな?
大「...っっっっ〜!!!!
っかっらぁ...!!」
自「はい、あーん」
倶利伽羅の口の中からガムを取り出して自分の口の中に入れる
涙目の倶利伽羅の腕を引っ張り政府専用の人力車に乗る
今までよりかなり遠いのでゲートを潜りその場に向かう
場所を指定すればゲートを潜ってすぐだ
政「来たきた!
あぁこれお代ね!
お疲れ様!」
「いえいえ!政府さんもお仕事がんばって!」
人力車の人は笑うと車を引っ張って遠くへ行ってしまう
多分ゲートへ戻るんだろう
ガムを紙に包んで政府さんに渡すとニコニコしていた顔が一気に真剣な顔になる
政「今回は、戦争だ
審神者が完全に堕ちた
遡行軍がいる。
数珠丸恒次はとある部屋で縛られて居たのを見つけてこちらで保護してる。
こうなったブラック本丸の始末もあんたの仕事だ
援護は出来るだけする
出来るか?」
自「任せとけって(笑)」
歌「へぇ、この本丸初めての戦だね。」
大「訓練ばかりだったからな」
自「お前ら、折れたら許さねぇからな」
歌「そっちこそ、一回でも死んだら僕達の主失格だ(笑)」
大「この3人で誰かが誉を取れるか勝負だな(笑)」