第10章 恐怖
大「遅い...」
政「ごめん!気づくの遅かった(笑)
...テヘペロ✩」
「なんだお前は!?」
政「あー、私時の政府の政府さんともうしまーす!
君達みたいな職業にはかなり知られてると想うんだけど...」
ニコニコしながら胸ポケットから手帳を取り出して拳銃を向けている警察に見せると奥から焦った顔をした偉い(?)奴が頭を下げて拳銃を降ろすように指示する
「あの...今日はどのような御用で...」
政「きまってるじゃない?迎えによ?
そこの色黒の子と紫頭の子
それに血飛沫浴びて横たわってる子が、被害者の子。」
「被害者...?
冗談じゃないわ!!!
お兄ちゃん返してよ!!
被害者はこっちよ!家族殺されたのよ!?
早く逮捕しなさいよ!!悪いやつを捕まえる!それがあんた達の仕事でしょ!?」
それを言われると政府と話していたやつが渋い顔をして俯く
仙「...政府、早く主の体を清めたい
帰らしてくれ、それに手入れもしたい。
男の体を斬ったから刀身が錆びそうだ」
政「そうね、まぁ分かってるだろうけど警察さん?
私達は加害者、被害者、どっち?
こっちは大事な大事な子を穢されて、しまいにはその始末を神様にやらせる
どれだけ重罪か分かってるわよね。」
「はい、政府様方は被害者です
私達の駆け付けが遅かったばっかりにこんな事になってしまい申し訳ございませんでした。」
当たり前の結果か...
こちらは全員人間じゃない。
政府だって普通の人間ではない
下手に政府に逆らったらどうなるか分からないからな。
政府は逆に俺の腕の中にいるこいつに逆らったらどうなるか分からない。
政府だって多分今内心焦っているだろうな
政「それじゃあお願いしますね!
警察さん...?♡」