第5章 助けに来ました
歌「主、ごめんねありがとう
主と一緒に居た時間は嫌な事もあったけど楽しかった事もあった
僕の事を好きでいてくれてありがとう
本当にごめんね」
「......」
歌仙の言葉には反応せずに俯いたままの審神者
歌仙は審神者の頭を撫でると政府に体を向けた
歌「政府、僕の頼み聞いてくれるかな?」
政「出来ることであれば」
歌「主を、元の世界に戻して欲しいんだ
出来るかな?」
政府は眉を寄せ少し黙るがはっきりとした口調で断った
政「......それは、聞けない頼みです
ルールはルールですので」
歌「...そうか...それじゃあ、しょうがないね...
主ごめんね
これで本当にお別れだよ
...さよなら」
「...うん」
クルっと私に向くと笑顔でこちらに来る
歌「これからよろしくね
僕の主」
自「よろしく歌仙
本丸に戻ったら正式な契約をしなくちゃね」
歌「あぁ、大倶利伽羅もよろしく
1回君とお話してみたかったんだ!」
大「...そうか
主早く帰ろう、お腹空いた」
歌「おやおや、ふふふっ」
自「そうだな
それでは、歌仙兼定は責任もって私が預からせていただきます
2人とも行こうか」