第34章 可哀想
光「着替えを手伝うだけでいいのかい?」
自「いや、これだけじゃないぞ?
ほらこっち来い」
光忠を連れて少し離れた空き部屋に連れていくとやっぱり灯がついていて開けると少人数だが集まっている
鶯「おかえり」
数「お帰りなさい主、伽羅さんと仙さんは演練なのでそこで休んでもらってます」
自「そっか、お?流石だな結構進んでんじゃねぇか」
数「仙さんのおかげですよ(笑)」
三「ごことここにいる奴ら以外には内緒だからな」
10月末に行われる政府主催の街のハロウィンイベント仮装をしないと出れないものだ
ここにいる子達は出た事が無かったらしく出てみたいとごこから聞いた
自「とりあえず光忠は熱中できるものを見つけろ
これ、とりあえず寝て起きたら手伝ってみろ
案外楽しいもんだぞ」
光「...うん...」
少し笑って肩を叩き光忠の部屋まで送る
自「感情ってのは自然とついてくる
大丈夫だよ
いつか楽しいと思える日が来る
だって、今はもうお前らは人間と同じなんだからな」
光「...人間...」
自「あまり深くは考えるなよ〜
キリがねぇ
ほら着いたぞ今はゆっくり休め
ほら」
光「おやすみ」
自「ん、おやすみ」