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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第34章 可哀想




自「全敗した。」

鶯「また今度勝てばいいさ」


手合わせして練度もっと上げないとな...

兄者のふわふわの髪の毛を触ってそそくさと自分の部屋に戻り着替え光忠の様子を見に行く


自「疲れた。」

数「おつかれさまです」


あれ...


自「鶴はどこだ
朝から見かけてないが...」

光「シャベル持って裏庭に行ったよ」

自「え...何しに...」

光「多分...自分の家をこさえてると思う...」

自「え...?」



倶利伽羅を連れて裏庭に行くと荷車に穴の周りに広がってる土
何してんだこいつは

ひょこっと真っ白だったであろう汚れた着物を着た鶴丸が顔を出す


鶴「おや?帰ってきたのか!
いやーここの土は掘りがいがあるな!
水に濡れてもぬかるまずいい墓穴になりそうだ!」

自「つなぎ渡しとけばよかった...」

大「はかあな......??」




鶴「いや〜やはり土の中が落ち着くんだなこれが!はっはっは!
しかもそれなりに柔らかいから布団も要らない!
後で他の奴が落ちないように板でも敷いとかねばならん!
体に傷を負わせる驚きは俺のしょうにあわんからな!」

自「土はちゃんと退かしといてね」

鶴「あぁ、分かっているさ
後で縄ばしご作っとかないとな...」



元は墓に居たから土の中が落ち着くってか...
自虐ネタはきついものがあるぞ...


鶴「...そうだ!俺の家が出来たら主」

自「んぁ?」

鶴「きみを一番に招待しよう、なに、退屈はさせないさ
驚きを沢山あげてみせる」

自「...確かに鶴の実家は少し興味あるな。」

鶴「だろう?
ほらほら!なら家が出来るまでここは "しーくれっとぞーん" だ!
主は立ち入り禁止だぞ!
丁度いい所に伽羅坊も居るからな!借りるぞ!」

大「は!?お、おい!ふざけるな!鶴!こら!離せ!」


うわ...ドンマイだわ...
汚れてもいいやつ着せてよかった...
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