第29章 白 と 黒
契約が終わり皆が起きてきた後の朝会議にて亀甲貞宗が紹介する
自「新しい家族の亀甲貞宗
分からないことも沢山あるだろうからみんな教えてやって」
亀「宜しくおねがいします」
自「とりあえずこれからしばらくは亀甲が近侍な
迎え入れる予定の蛍丸が来るまでは私の部屋で寝泊まりする
それまでに皆で亀甲の部屋に家具やらなんやらを運び込むぞ
まぁ、とりあえず今は朝食だ」
亀甲を隣に座らせ食事の挨拶をして食べていく
が
亀甲の箸が一向に進まない
自「どうした」
亀「...っいや...あの...」
大「何かあるならはっきり言え
ここにいる奴ら全員訳ありだ特に気になんてしない」
亀「僕...まともに食事とったことなくて...
1回物吉に食事を作ってもらったことがあるんだけど食べれなくて...」
なんだそんな事か...
自「それじゃあこれは食わなくても大丈夫だ
歌仙確かまだ残ってたよな」
歌「うん、あるよ
じゃあ持ってくるね(笑)」
自「食べ物が食えないくらいでそんなに焦るな
同じような奴がそこに居たからな」
大「...っ...」
亀「...ごめんなさい、ご主人様」
自「大丈夫だ気にすんな
それにお前の分は残飯処理班がどうにかしてくれる(笑)」
歌「はい、どうぞ
とりあえず今はこれを飲んで」
歌仙が持ってきてくれたのは野菜ジュース
まだ開けてないやつがあって良かった
倶利伽羅が最初の頃よく飲んでたやつだ
今は野菜ジュース卒業したとか言ってたけど
亀「いただきます」