第29章 白 と 黒
歌「よいしょ...!
完成!!」
大「新入りの部屋は毎回作るの楽しいな」
膝「兄者ぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
どこだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
鶯「また兄者の奴が迷子になっているな」
岩「腹が減ればひょっこり出てくるさ放っておいても構わん(笑)」
亀甲の部屋を作り終えて
それを確認したので私は今この本丸についての決まり事を説明している政府さんの元に行く
政「だから朝起きてきたら札を名簿にかけて」
亀「はい」
自「すまんな私が説明しなくて」
政「いいのよw」
亀「僕のいた所の本丸より決まり事は多いみたいだね...
覚えていられるかな...」
自「気にすんな(笑)
普通の本丸なら知らず知らずのうちに周りを見てやってる無言の決まり事を書いてるだけだ
ただここに居るのは色々な本丸から集まったヤツらばかりだからわざとこうやって書いてこれから自分は前の本丸ではなくこの本丸の一員って言う自覚を持たせるためでもあるからな」
亀「...」
自「それと...ゆっくりでいいから自分の好きな趣味一つでも見つけろ
特に戦がないから1日が何も無く過ぎ去っていくぞ?
それはつまらねぇだろ?(笑)
私も手伝ってやるからな!」
亀「うん!」
自「ふふっ
......っ...?」
亀甲の頭を撫でて軽く叩き大広間を出て外へ行く
...侵入者か...?
大「...主...あんたは外に出るな」
自「大丈夫だ
お前こそ外へ出るなとりあえず鶯までの奴に侵入者が入ったかもしれないと伝えて来いもちろん政府さんにもだ」
大「無茶はするな」
自「心配には及ばんさ(笑)」
刀を持ち門へと行く
遡行軍、それとも里親を恨みに思っている男士、または審神者か...
どっちにしろ少人数だ
その場で仕留めとけば場所は分からないだろう。