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里親本丸、始めました。【刀剣乱舞】

第25章 壊れた太刀と見て見ぬふりの短刀






髭「ほらもう泣かないで」

膝「うっ...ふぐ...ひっ...」


トボトボと兄者に手を引かれる膝丸
今剣は岩融の肩に座ってニコニコだ

今剣は大丈夫そうだけど膝丸がちょっと精神的に来てるかな...


髭「ん〜...よし、じゃあお兄ちゃんの服を貸してあげよう」

膝「...っ...」

髭「ほら、大丈夫
泣かないですぐ僕達の本丸につくから」

自「膝丸、大丈夫
おいで ここを潜ったらもう私たちの本丸だから」


手を差し出すがその手に戸惑っているみたいで私の顔と手を交互に見る

ピキッ


膝「っ!」

大「...割れる音...?」

自「...顎か?それとも首?
どこが割れた...!膝丸今どこが痛かった?」

膝「...手...」

自「...手...?
ちょっとグローブ外すぞ!」


ゆっくり痛がらせないように外すと結構なひび割れ
まさかと思い反対側も外すと同じくひび割れ
まだ審神者が死んでからそんなに経ってないはずなのに...


自「...よく我慢出来たな...痛いだろ...
契約したらすぐに手入れしよう
今剣は大丈夫か?」

今「ぼくはどこもいたくありません」

自「じゃあ今剣の分も膝丸が受け入れていたってことか
偉いじゃないか膝丸」

膝「...そんなことは...」

自「いいんだお前はえらいよ
政府さん手入れの用意しといて」

政「分かったわ」

自「ほら行こう
大丈夫兄者もみんな居るから」

膝「...あぁ」
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