第24章 主従と兄弟
朝ごはんが出来てみんな揃って さぁ!食べよう! という所で約1名足りない事に気づく
あれ...あの鬼が居ねぇ
自「...兄者はどこ行った」
岩「あ〜...あやつは朝弱いんだ
自分で起きてくるまで起こさない方がいいぞ
鬼になるからな...(汗)」
自「...起こしてくる。」
大「勇者だな」
五「すごいです...」
2人は兄者の事を知っているのか凄い目で見られる
どこの髭切も朝が弱いのか...w
自「みんな先に食ってて」
歌「頑張って(笑)」
手を振って大広間を離れる
兄者の部屋に入るとうつ伏せで寝ている男
岩融の範囲は綺麗に布団や物が片付けられているが、1日しか使ってないのに兄者の方は散らかり放題
お片付け下手なのか...(笑)
自「おい、起きろ〜」
髭「...っ...」
自「...起きろー!」
髭「んんっうっるさいなぁ...
斬られたいの...」
もそっと起きると胸元から自分の刀をスッと出してくる
あらー...本当に鬼になっちゃったーwww
自「早く起きねぇと飯無くなんぞ〜」
髭「僕は眠いの...
君達とは違うんだ...
年長者をもっといたわってくれない...?」
自「どんな刀でも特別扱い禁止だ
朝飯は食え、その後はいくらでも寝ていいから
食わないといざと言う時に力でねぇぞ」
髭「グチグチうるさいよ...
早く部屋から出ていって...」
自「嫌だね、飯食え」
髭「だからうるさいって言ってるでしょ...!!
...っ!」
刀が振り上げられるがそこで兄者の体が一時停止する
規制がかかったな
髭「...っふー...ふー...」
自「言っただろ、私との契約は特殊なんだ
私を斬るならそれ相応の理由がないと無理だ
頭冷やせ」
髭「...っ...はぁ...
...目が覚めちゃったよ...」
自「なら早く大広間行くぞ
飯食え飯、力でねぇぞ」
髭「ご飯美味しくなかったら斬るからね...」
自「そんなくだらん理由で斬れるもんなら切ってみろ」