第24章 主従と兄弟
自「それで、これが膝丸と今剣」
髭「わぁ!弟だ!
いつ行くの?」
自「一応来週にしようかなって思ってる
ここの髭切と岩融が二人の目の前で主を殺して同時に主に殺されてる
ある意味最低最悪の状況...
それに今剣は修行に行ってる子なんだよ」
岩「...っ...」
髭「...確か...今剣って...」
岩「あぁ、物語の中の刀で現実世界には無い」
髭「ふーん...でも、よく帰ってきたね
修行って難しいはずでしょ?」
自「かなりね」
修行は政府が作った異空間で96時間行うものだから歴史に影響は出ない
こちらでは96時間しか経っていなくとも向こうでは数十年という時が経っていたりする
元主が死んでも尚一緒に居たいと思い帰ってこない子が95%
一時期大勢の審神者が短刀を修行に行かせたが待てど暮らせど帰ってこなく帰ってきた子は数えられるくらいだったらしい
それが原因で今では修行に行かせる審神者はほとんど居ない
その少数の子の1人がこの本丸のごことPC画面に写っている今剣だ
自「だからこそここで今剣をダメにしたくないんだよね」
岩「大丈夫だ。
俺が今剣を助けてやろう」
髭「お兄ちゃんも弟を助けるために頑張らないとね(笑)」
自「ありがとう
それじゃあ来週の水曜日当たりにしようか」
岩「その本丸の二人の様子は分かるのか?」
自「一応ね
政府が偵察しに行った写真があるけど...
こんな感じ」
髭「...これは凄いね」
岩「精神的に来るとはこういう事を言うのだろうな...」