第24章 主従と兄弟
岩「俺達を引き取ろうって思ってるわけか」
自「はい」
髭「へぇ〜
僕の弟はその本丸に居るのかい?」
自「いえ、まだいません」
髭「え〜...じゃあ嫌!」
岩「今剣はいるのか」
自「そちらもまだ」
岩「...そうか...」
片方が居ないとやはり難しいか...
でも思っていたより落ち着いて話が出来ている
それにしても...
岩融でかい...
髭「僕そろそろ弟に会いたいんだよね〜
正直審神者とか主とか変わっても特に気にしないし〜」
岩「髭切は弟ばっかだな」
髭「まぁね〜
美味しいご飯と寝床と弟が居ればいいかな〜
あーあとお茶とね、お団子も食べたいな〜」
岩「...膝丸と今剣が近々来る予定はあるのか」
あれ...なんか...順調じゃね?
自「はい、一応目星は付けてます
でもその2人の状況が今最悪でまず岩融と髭切を引き入れないことには始まらないんです」
髭「そーなの?
じゃあ僕この本丸に行こうかな〜
この本丸にいても弟には会えないしつまらないからね」
すると腕を組まれ頭を撫でられ頭をスリスリと頬ずりされる
一応研修も短いながらも受けていたがいつ見てもこの兄貴はマイペースだ
岩「我々はこの本丸の主を殺した
それでも大丈夫なのか。」
自「はい、今は刀ど言えど感情を持ち自分達の体も持っています
それに殺したと言ってもそれ相応の理由がある事も知っています
大丈夫です」
それにここに野放しにしとく方が危険だしな。
岩「分かった
そちらの本丸に身を置こう」
自「ありがとうございます
こちらの本丸に身を置くのであればここの本丸での習慣、約束事などは捨て
全て皆との生活と合わせていただきますが宜しいでしょうか」
髭「めんどくさい事じゃなければいいよ〜」
岩「あぁ、いいだろう」