第21章 平和
「うわ...里親いるぞ...」
「ぜってー当たりたくねぇ...w」
「あの審神者本当は子供なんだろ?」
「そうそう、良くあの男士達を仕切れてるよな...」
「なんかで脅してるとかww」
「ありそうwww」
スクスクと笑い声が聞こえるがただの雑音だ
ため息を吐いて訓練場の場所を役員に決めてもらう
部隊の平均レベルや刀種に合わせて今空いてる所を探すのを繰り返し合計5回戦う
午前と午後の部で分かれており参加は自由だ
「...それじゃあここのエリアに行ってくださいね」
五「ありがとうございます...!」
5回戦用の紙を渡されまず1回戦目はここの近くのエリアらしい
2回戦はここのエリアには帰ってこずそこのエリアの役員に調べてもらう
もちろん相手が居なかったりもするので見つかるまでの間暇を潰すためにそこら中に溜まっておしゃべりしてる審神者や刀剣男士も多い
まぁ休憩場所は決まってるが...
三「おぉ!主、あそこに芋餅の屋台が出ている!
後で時間が出来たら食べたいぞ!」
少し三日月に顔を向けて頷く
訓練場には飲み物が売っていたり食べ物が売っていたり屋台が沢山ある
お腹がすいた人達は良く買って食べたりしている
もちろん私達もその1組
しかし暑いな。
もう八月下旬だぞ...
自「ふぅ......」
五「つきました!
あるじさま!こっちですよ!」
「...最悪...里親じゃん...」
対面して第一声がそれかよ。
絶対勝ってやる。