第16章 迷子の猫
自「言動が一致してないぞ...薬研藤四郎...」
薬「うちのを奪いに来たんだって?
里親本丸の名が泣くぜ...?」
ぐぐぐっと短刀を下に降ろされ腕がどんどん切れていく
やっぱりそれなりに痛い
でも相手は男士だ
一定の条件をクリアしていないとこちらからは攻撃は仕掛けられない
自「奪うなんて、そんなことする訳ないだろ...
兄弟なら、ちゃんとごこの事を見てやれ...!」
すると四方八方から男士が出てきて短刀で刺される
自「カハッ...!」
血が逆流してきて吐血する
くそ、蜂の巣じゃねぇかよ...
乱「泥棒は、イケナイ子がする事だよ...」
厚「俺達の弟は渡さねぇ」
周り囲まれてるわ刺されてるわ身動きが取れないし痛いわで窮屈だ
真昼間からなんだよこの状況...!
「みんな、よく出来ました!」
奥からニコニコした一期一振が出てきてその後ろから審神者に抑えられている五虎退
五「あるじ様!
あるじさまっ!嫌だ!兄さんやめて下さい!
いち兄止めてくだい!」
やばい、血が足りなくなってきた
呼吸も肺やられて上手くできない
一「お覚悟。」
自「...っ...殺せるもんなら...殺してみろ!!」