第13章 夏
自「マジ超スッキリ...」
政「良かった良かった(笑)
これから何するの?」
自「あいつら今畑の整備してるから今から昼飯の用意」
脚を川から出して義足をつける
あと30分か飯作らなきゃ
政「私も手伝うわ」
自「ありがとー(笑)」
台所に行きおにぎりを作っていく
たらこ、すじこ、ツナマヨ、梅、塩
ランダムに重箱に詰め込んでいって端っこに沢庵を入れる
味噌汁も温めてると縁側から声がする
歌「あるじ!
お腹空いた!」
歌仙の声がする
その声はもう疲れきって雅の欠片もないそれ
自「ごめん政府さん
これにお味噌汁ついどいてくれる?
扇風機出してきちゃう」
政「おっけー(笑)」
物置部屋から扇風機出してみんなの元へ持っていく
歌「主〜...暑い...溶ける...」
大「...はぁ...確かに...暑い」
自「今扇風機付けるからねー
手洗ってきな〜」
コンセントに繋いで電源を付ける
縦長の羽根なしだ
今はもうこれが主流らしい
しかも暖房器具にもなる
便利だよな
そんなことを思いながらおにぎりを取りに行く
政「丁度そっちに運ぼうとしてたの!
ごめんね〜手伝ってくれる?」
自「手伝いのお願いするのはこっちだよ
ありがとー(笑)」
手を洗いに行って居なくなった縁側に重箱を並べ
味噌汁と冷たい麦茶も並べる
すると仲良く会話をしながら戻ってくる4人
上手くいってるようで少し安心する
数「おむすびですね」
大「中身なんだ?」
自「バラバラに入れたから分からない!
でも大丈夫倶利伽羅と歌仙の好きなものしか入れてないから
数珠丸と三日月もこれから大好物見つけていこうね(笑)」
三「この黄色いの美味いぞ!
これ好きだ!」
自「それ沢庵だよ(笑)
後でまた切ってきてあげるね」
数「すっぱい」
どうやら梅干しに当たったようで数珠丸が凄い顔になっていて思わず写真を撮る
蜂蜜が入っているやつだけどやっぱりすっぱいものはすっぱいらしい(笑)
ほかの3人と政府さんと私は数珠丸のその顔で大爆笑
前髪を歌仙の様に上げてる事もありいつもの神秘的な美しさの欠片もない
これなら明日も上手く行きそうかな