第13章 夏
自「よぉーし!
んじゃ障子をしめてー!
季節変えるよー!」
壁紙設定の壁から春を取り出して夏をはめる
すると蝉の鳴き声が聞こえてくる
これこれ私が嫌いな季節
自「じゃあ障子を全開にして物置部屋にすだれ取りに行くぞー!」
暑い廊下を歩いて物置部屋に入りすだれを取る
三「随分とホコリくさくないな...」
大「...確かに...そう言えばこの本丸掃除なんて1回もした事ないよな」
数「にしては綺麗ですね...」
自「掃除なんてしなくてもホコリとか汚れはたまらないようになってんだよ
小さい川流れてて山もあって神社あんのにゴミなんてたまったら重労働で私達が死んでしまう
この本丸敷地内で何ヘクタールあると思ってんだよ」
数「何ヘクタールなんですか?」
自「約30...もしかしたらそれ以上かもしれない」
皆へぇーとは声を出すが多分良くわかってない
木や山で隠れてて分からないが馬鹿でかい事は確かだ
今の時代の日本は海を埋め立てて結構広くなったからな
この位の敷地を取られてもどうってことないのだろう
てかここ元々何も無かったから本丸建てたとか言ってたからな
緑も増えて車なんか無くなったから地球にはくそ優しくなったよな
すだれを持って行き大広間の外の入り口に吊るしていく
自「よし、こんな感じだね!
それじゃあ...畑を作るぞ...」
畑の敷地内へ行き4人にクワを渡す
歌「...やっぱりこれで畑を...」
自「もちろん
今日で耕しから種植えを終わらせれば遠分耕しはやらない
するとすれば収穫かな
大丈夫本丸専用の春夏秋冬いつでもみのる特殊な種だよ水やりしっかりしてれば育つやつ!」
大「俺の前の本丸でもこんなの確か育ててたな。
水やりしなくなって枯れたけど」
歌「随分と楽な世の中になったものだね...」
数「楽しそうですね」
それなりに広く4人でやればすぐに終わる広さだ
自「ここを耕して種を植えてね
種類はちゃんと分けるように
お昼になっちゃったら戻っておいで
ご飯と冷たいもの用意するから!
んで、これお前達の水筒ね
こまめに水分を取るように熱中症になったら大変だからね」
大 歌 三 数「はーい」
自「じゃあこれ麦わら帽子です
被ってね
怪我しちゃったら言ってね!
歌仙と倶利伽羅は書類記入もある事忘れずに!
以上!よろしく!」